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9月, 2019の投稿を表示しています

トルコ、ヒジャーズ鉄道の修復に関心

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トルコ、ヒジャーズ鉄道の修復に関心 イスラム協力機構と経済商業協力常任委員会(COMCEC)は、スルタン・アブドゥルハミド2世時代の重要なプロジェクトの1つであったヒジャーズ鉄道の修復のためヨルダンの首都アンマンで招集された。 30.09.2019 ~ 30.09.2019 ヒジャーズ鉄道線を伝統的な観光から輸送業に転換させる議題が取り上げられた会合には、運輸インフラ省とトルコ共和国トルコ鉄道(TCDD)の代表者、ヨルダン・ヒジャーズ鉄道線会社のサラー・アル・ラヴジ社長と当局が出席した。 運輸インフラ省に勤務するエンジニアのハサン・アルサンジャク氏は発言で、ヒジャーズ鉄道は最古の鉄道線の1つであると明かし、トルコは鉄道輸送における経験を共有する必要があると語った。 アル・ラヴジ社長も過去20年間にトルコの鉄道輸送が大きく発展したことに注意を促し、「ヒジャーズ鉄道は地域最古の鉄道線の1つである。われわれはより速く、より安価な鉄道輸送を必要としている。ヨルダンはこの鉄道線の持続可能性を望んでいる」と述べた。 同鉄道線の修復に関してトルコから大きな関心と支援があると指摘したアル・ラヴジ社長は、地域諸国も修復に関心を示していると明かした。 スルタン・アブドゥルアジズ2世によって1900-1908年にダマスカスとメディナ間で建設された「ヒジャーズ鉄道」は、オスマン帝国時代最後の巨大プロジェクトの1つであるとされている。 (2019年9月29日)

著名画家オスマン・ハムディ・ベイの作品がロンドンのオークションで売却

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著名画家オスマン・ハムディ・ベイの作品がロンドンのオークションで売却 トルコ絵画の先駆者オスマン・ハムディ・ベイの「コーランを読む若い女性」という作品が、イギリスの首都ロンドンでのオークションで、631万5000スターリング・ポンド(約8億4283万円)で売却されたことが判明した。 28.09.2019 ~ 28.09.2019 ボナムズ・オークションハウスで一昨日(9月26日)行われた「19世紀ヨーロッパ、ヴィクトリア朝とイギリス印象派芸術」というオークションで売却されたこの作品には、見台に乗せたコーランの前で正座した若い女性が描かれている。 キャンバスの上に油絵で描かれた大きさ41.1×51センチメートルのこの作品が、オスマン・ハムディ・ベイの独自のスタイルがあらわになっているという特徴を持つと、芸術史研究者は述べている。 若い女性の服装の詳細や若い女性がいる空間が色鮮やかなこと、イスラムのデザインに溢れていることは、著名な画家の「署名」だと言われている。 (2019年9月28日)

エルドアン大統領、米訪問について発言

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エルドアン大統領、米訪問について発言 レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、アメリカ訪問についての見解を述べた。 26.09.2019 ~ 27.09.2019 エルドアン大統領は、アメリカで開催された第74回国連総会からの帰途で、イスタンブールのアタチュルク空港迎賓館で発表を行った。 国連総会に先立って9月22日日曜日にニューヨークでトルコ・アメリカン親戚及びムスリム・コミュニティの重要な指導者たちと会談したと述べたエルドアン大統領は、ユダヤ教徒の教団の代表者たちとともに時事問題に関するテーマについて検討する機会を得たと話した。 トルコが培った最大の写真家、アラ・ギュレルの、イスタンブールの写真からなる展示会のオープニングセレモニーを執り行ったと述べたエルドアン大統領は、今年の国連総会が貧困の解消、質の良い教育、気候変動、包括性のための多面的な努力の実行をテーマに行われたことを振り返った。 エルドアン大統領は、気候変動会議と持続可能な開発目標会議首脳間対話にも出席したと述べた。 国連総会で演説したと述べたエルドアン大統領は、 「演説で、世界的な不当性を象徴するパレスチナ、アラカン、シリア、難民危機、移民といったテーマにおける我が国の姿勢を伝えた。イスラム敵視と世界規模の差別が世界平和を脅かしていることに注意を促した。ニューヨークにいる間、国連のアントニオ・グテーレス事務総長のほかにも様々な国家・政府首脳と二者会談をした」と語った。 エルドアン大統領は、トルコ・マレーシア・パキスタン3か国会議で、地域で実施可能なこと、特にクドゥス(エルサレム)問題やイスラモフォビアといった敏感なテーマについて、どんな活動ができるかを話し合う機会を得たと伝えた。 トルコが「ヘイトスピーチとの戦い」がテーマの上級イベントを催したことを強調したエルドアン大統領は、経済分野のテーマの一環として、トルコ投資会議に出席したと伝えた。 アメリカ訪問の内容としてメディアの代表者とも会談したと述べたエルドアン大統領は、代表団に加わった閣僚や議員も、国連総会またはアメリカの機構によって催された多くの会議に出席したと伝えた。 最後に、昨夜(9月25日)トルコ・アメリカ・ビジネス評議会の会議に出席してこの訪問を完了したと指摘したエルドアン大統領は、「国連...

エルドアン大統領、ツイッターのトレンドに

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エルドアン大統領、ツイッターのトレンドに レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、ソーシャルネットワーキングサイトのツイッター(Twitter)でハッシュタグ「#OurVoiceErdogan(私たちの声エルドアン)」によってトレンドトピックになった。 25.09.2019 ~ 25.09.2019 アメリカで開催中の第74回国連総会でエルドアン大統領が昨日(9月24日)演説を行う前にツイッターに設けられた「#OurVoiceErdogan」と題するタグに高い関心が集まった。 瞬く間に「トレンドトピック」リストの世界ランキングでトップに立ったこのタグは、トルコや海外のツイッター・ユーザー多数によってシェアされた。 世界中からトルコ語、英語、アラビア語をはじめとするさまざまな言語で行われた投稿では、エルドアン大統領が差別することなく罪なき者および被害者と共にあることが説明された。 投稿では、エルドアン大統領が国際システムにおける不平等や不公平に対する異議をあらゆるプラットフォームで率直に表明していると述べられた。 (2019年9月25日)

トルコ、世界で国民から料金を取得せずに航空救急サービスを提供している唯一の国

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トルコ、世界で国民から料金を取得せずに航空救急サービスを提供している唯一の国 ファフレッティン・コジャ保健大臣は、トルコは世界で国民から料金を取得せずに航空救急サービスを提供している唯一の国であると発言した。 23.09.2019 ~ 23.09.2019 保健省から書面で出された声明によると、コジャ大臣は航空救急の現状を確認し、医療機器を視察、および能力評価を行うためにアンカラ・エセンボア総合航空ターミナルを訪問した。 1日当たり航空救急用飛行機で3、4人、ヘリコプターで6、7人患者を搬送している航空救急用航空機を視察したコジャ大臣は、シングル、ダブル、4台のストレッチャー付き飛行機やヘリコプター5機の機体、飛行能力、技術的特徴、医療設備に関して当局から説明を受けた。 コジャ大臣は視察後に発言し、航空救急用の飛行機やヘリコプターを現地で視察して不足があればそれを解消し、患者により良いサービスを提供する可能性を計画するためにこの訪問を行ったと明かした。 ヘリコプターと飛行機が十分であり、この訪問によってこれを現地で確認したと述べたコジャ大臣は、 「トルコは世界で国民から料金を取得せずに航空救急サービスを提供している唯一の国である」と強調した。 航空救急は2008年からサービスが提供されている。 この間に航空救急用飛行機で合計1万3398人、航空救急用ヘリコプターでは3万1587人患者が輸送された。 年初から9月21日までの間には患者856人が航空救急用飛行機で、1518人は航空救急用ヘリコプターで医療施設に輸送された。 (2019年9月22日)

エルドアン大統領 「テクノフェストの参加者数が記録破る」

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エルドアン大統領 「テクノフェストの参加者数が記録破る」 レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、テクノフェスト(TEKNOFEST)が122か国の参加者数により記録を破ったと述べた。 21.09.2019 ~ 21.09.2019 エルドアン大統領は、トルコ技術チーム財団と産業技術省が主導し、トルコの重要な機構や企業の後援を受けるトルコ最大の技術イベント、テクノフェスト(TEKNOFEST)イスタンブール航空宇宙技術見本市(テクノフェスト・イスタンブール)に参加した。 エルドアン大統領は、9月17日火曜日に開幕し、明日(9月22日)に閉幕するテクノフェストへの関心が今年は倍に増えたことに満足していると述べた。 エルドアン大統領は、 「昨年このイベントは、16のテーマで4200のチーム、2万人の競技者、2500人のファイナリストとともに行われた。今年は19の分野と新たに追加された6のテーマで1万7400近いチーム、2000人のファイナリスト、5万人の競技者が参加した。1万人のファイナリスト、トルコ81県全県からの参加者、122か国の参加者数とともに、テクノフェストは記録を破った」と語った。 テクノフェストを訪れた国民たちに語りかけたエルドアン大統領は、 「技術変革のプロセスにおいて、我々は新たな技術の市場ではなく、生産者となりたい」と話した。 ウクライナ内務省のアルセン・アヴァコフ大臣も、テクノフェスト・イスタンブールに参加した。 一方、厳重な警備が敷かれたこのイベントに、イスタンブールの各地域から老若男女あらゆる年齢の人々が参加している。 エルドアン大統領を待っていた大勢の人々は、イベント領域に設置されたメインステージの前に集まった。 (2019年9月21日)

テクノフェスト・イスタンブール、来場者が高い関心

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テクノフェスト・イスタンブール、来場者が高い関心 トルコ最大の技術イベント、テクノフェスト(TEKNOFEST)イスタンブール航空宇宙技術見本市(テクノフェスト・イスタンブール)は、3日目にも混雑した。 20.09.2019 ~ 20.09.2019 トルコ技術チーム財団と産業技術省が主導し、トルコの重要な機関や企業の後援で7月17日にアタチュルク空港で始まった同見本市にある軍事および民間の参加企業のブースは、3日目にも多数のイベントの舞台となった。 見本市エリアに設置されたメイン会場では1日中パフォーマンスやコンテストが実施された。 見本市の最終日まで多数のイベント開催が予定されているが、参加企業のブースでも情報や多くの経験の機会が提供される。 また来場者は、自分たちのために設営された多数の社会的強化エリアを活用することができる。 見本市の最も重要な柱を成すコンテストの決勝戦後に入賞者に賞が授与される。 入賞者には今年(2019年)総額300万トルコリラ(日本円で約5700万円)以上の賞金が授与される。 同見本市の枠組みで垂直風洞、天体科学プラネタリウム、科学動員プラネタリウム、航空車両展示、陸上車両展示などのイベントが続けられる。 教育およびエンターテイメントのワークショップが開催される同見本市では、「宇宙船、先史時代の痕跡」、「ロケットを設計しよう」、「デザイン付きの翼」、「航空宇宙」、「ナノテクノロジー」、「エネルギー技術」、「電子プログラミング」、「ロボットコーディング」、「モバイルアプリとプログラミング」といったテーマでワークショップが開催される。 ワールド・ドローン・カップの枠組みで多くの国から出場者を迎え入れる同見本市では、戦闘無人航空機のデモ飛行が行われる。 同見本市は9月22日に閉幕する。 (2019年9月19日)

最初のトルコ語・ボシュニャク語辞典が再び印刷

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最初のトルコ語・ボシュニャク語辞典が再び印刷 ボシュニャク人の知識人、ムハンメド・へヴァル・ウスクフィが1631年に執筆したトルコ語・ボシュニャク語辞典とされているマクブリ・アリフ(ポトゥル・シャヒディ)が、イスタンブールのトゥズラ区役所によって再び印刷され、ボスニア・ヘルツェゴビナのトゥズラ区役所に贈呈された。 18.09.2019 ~ 19.09.2019 トゥズラ区役所同士の「2つのトゥズラ兄弟プロジェクト」の内容として3000部が印刷された辞典のうち2000部が、イベントの開催とともにボスニア・ヘルツェゴビナのトゥズラ区役所に贈呈された。 ボスニア・ヘルツェゴビナのトゥズラ区役所で行われたイベントに、ハルドゥン・コチ駐ボスニア・ヘルツェゴビナ・トルコ大使のほか、トルコから訪れたトゥズラのアリ・アクチャ郡長、シャディ・ヤズジュ区長、ムスリュム・カフラマン警察局長、アフメト・アリレイスオール国民教育局長も出席した。 コチ大使はそこで演説し、このプロジェクトは両国間の深い歴史的・文化的繋がりを素晴らしい形で反映していると述べた。 (2019年9月18日)

アクソイ外務省報道官、ギリシャでトルコチームに行われた人種差別攻撃に反発

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アクソイ外務省報道官、ギリシャでトルコチームに行われた人種差別攻撃に反発 外務省のハミ・アクソイ報道官は、ギリシャでムラトパシャ区スポーツ女子ハンドボールチームに行われた攻撃は過激派ナショナリストと人種差別主義者の醜い面を暴露したと明かした。 18.09.2019 ~ 18.09.2019 アクソイ報道官は、ムラトパシャ区スポーツ対PAOKの対戦で発生した国旗問題に関して外務省に出された質問に書面で回答した。 アクソイ報道官はこの件に関する発言で、 「セラニキ(テッサロニキ)でムラトパシャ区スポーツとPAOKの間で行われたハンドボールの試合で発生した事件は、ギリシャにいる反トルコ過激派ナショナリストと狂信者の醜い面を再度示したことになった。試合の際の緊張を避けるために両チーム間で前もって取られていた決定にもかかわらず、コートにギリシャ国旗が掲揚されている一方でトルコ国旗が降ろされるのが阻止されなかったことは断じて容認しがたい。ギリシャの関係当局に再度外国人敵視や暴力主義者をスポーツイベントから排除する目的で必要な措置をすべて取るよう呼びかける」と述べた。 メフメト・ムハッレム・カサポール青年スポーツ大臣も、ギリシャでムラトパシャ区スポーツ女子ハンドボールチームに行われた人種差別攻撃に関して非難のメッセージを公表している。 (2019年9月17日)

トルコ・ロシア・イラン3か国首脳会合 共同記者会見

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トルコ・ロシア・イラン3か国首脳会合 共同記者会見 レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、シリアの政治的統一と領土の一体性を守ることについて、ロシアとイランと完全合意の中にいると表明した。 16.09.2019 ~ 16.09.2019  エルドアン大統領、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、イランのハッサン・ローハニ大統領が9月16日、トルコの首都アンカラのチャンカヤ邸で3か国首脳会合を行った後、共同記者会見を開いた。 エルドアン大統領は、共同記者会見の席で、3か国首脳会合はシリアでの火事を消し止めるために効果的な解決策を生み出すことができる唯一の取り組みであると発言した。 アンカラでの3か国首脳会合は、アスタナ・プロセスに新たな息を吹き込むことになると信じていると表明したエルドアン大統領は、「シリアに平和がもたらされるために、より多くの責任を引き受けることが必要な時期にいる。ユーフラテス川の東側地域にあるテロの泥沼を干上がらせ、この方向での努力を共に新たな段階に運ぶ」と述べた。 イドリブ地域をはじめとする各地の状況、ユーフラテス川の東側地域で発生している状況、政治プロセスの現在の状況、シリアの難民問題について話し合ったことを明らかにしたエルドアン大統領は、「シリア北部チョバンベイ(ライ)の病院を標的にした9月15日のテロ攻撃は、分離主義テロ組織(PKK:ペーカーカー)が野蛮な顔を再度見せた」と述べた。 イランのローハニ大統領は、「イランは、シリアの危機は政治的手段によってのみ解決することができ、これはシリアの国民が参加することによって実現すると信じている」と表明した。 ローハ二大統領は、「アメリカがシリアに軍を駐留させるのは正当ではない。アメリカ軍は直ちに地域から撤退しなければならない」と述べた。 最後にプーチン大統領が、「共に努力したことにより、シリアに安定が確保され、暴力が減った。シリアのカオスの解決のために一歩踏み出した」と発言した。 (2019年9月16日 月曜日)

「EUは移民問題の義務を果たす必要がある」 チャウショール外相が表明

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「EUは移民問題の義務を果たす必要がある」 チャウショール外相が表明 トルコ共和国外務省のメヴリュト・チャウショール大臣は、EUは移民問題について義務を果たす必要があると表明した。 13.09.2019 ~ 13.09.2019 チャウショール大臣は9月12日、トルコ共和国内務省教育局で行われた「第105期区長講座」で行った演説で、シリアと移民の問題に言及した。 チャウショール大臣は、シリアにおける衝突の解決策を模索する一方で、移民の問題についても取り組む必要があると表明した。 特に西側諸国は移民問題を治安の観点からだけ見ていると指摘したチャウショール大臣は、「我々はこの事態を治安と人権の観点から見ている。両方から見なければ、バランスが取れなくなる。問題を解決するという観点から現実的な対策が取れなくなる」と述べた。 チャウショール大臣は、移民問題はその場で解決することが必要であり、その場で解決されたときにそれにかかるコストもより低く抑えられると述べた。 移民問題に関してEU(欧州連合)を批判し、EUの義務について言及したチャウショール大臣は、「EUは移民問題について義務を果たす必要がある。この移民たちが明日そこへ行ったら、これにかかるコストはさらに非常に大きくなる。経済的なコストだけではない。政治的なコストも今日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相を含め皆払い始めた。我々にとってももはや深刻な負担だ。従い、移民問題は今後、非常に重大な問題のひとつとなり続けるだろう」と述べた。 (2019年9月13日 金曜日)

エルドアン大統領 「米からの期待は安全地帯設立の努力においてトルコと共にあること」

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エルドアン大統領 「米からの期待は安全地帯設立の努力においてトルコと共にあること」 レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、テロ対策や移民が帰宅できる安全地帯を設立する努力においてアメリカがトルコと共にあることを期待していると発言した。 11.09.2019 ~ 11.09.2019 エルドアン大統領は、首都アンカラにある大統領府総合施設でアメリカのウィルバー・ロス商務長官と同行の代表団の表敬を受けた。 エルドアン大統領はここで発言し、 「友好国アメリカのドナルド・トランプ大統領と自由貿易協定交渉の開始事項も議題に取り上げた。これに関して関係閣僚が近く取り組みを開始するであろう」と述べた。 アメリカの投資家にも呼びかけたエルドアン大統領は、 「より多くのアメリカ企業が我が国で投資を行うことを期待する。わが国にやって来るアメリカの投資家それぞれに必要な支援を行う用意がある」と話した。 シリアで発生している進展にも注意を促したエルドアン大統領は、 「わが国がシリアを根源とする新たな移住の波を受け入れることはもはや不可能である。現在わが国の、地域の、そしてシリア人移民の帰国に最大の障害となっているのは、分離主義テロ組織PKKとそのシリアにおける派生組織YPGといったテロ組織である。民族浄化を行い、地域住民に移住を余儀なくさせ、トルコ国民の生命と財産の安全を脅かすこの構造は、必ず脅威の要素から除外されなければならない。(シリアに)5万台におよぶトレーラーで現地にいるテロリスト集団に車両や弾薬が送られていることは、われわれを真剣な意味で不快にさせている。アメリカからのわれわれの期待は、テロ対策や移民が帰宅できる安全地帯を設立する努力においてトルコと共にあることである」と話した。 トルコがテロ組織フェト(フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造)対策を断固継続中であることを指摘したエルドアン大統領は、 「アメリカから2016年7月15日の晩にトルコの民主主義に(謀反を行って)攻撃したテロ組織フェト対策でも密接な協力を期待している。このテロ組織の首謀者は現在ペンシルバニア州の400デカールの土地でチーム全員と共に暮らしており、そこから世界160か国を統制し、監督している」と述べた。 (2019年9月10日)

イスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港の利用客が増加

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イスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港の利用客が増加 イスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港は、8か月間で2350万2000人に利用された。 08.09.2019 ~ 09.09.2019  イスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港から行われた発表によると、今年(2019年)の8か月間(1月から8月まで)に国際線を利用した乗客の数は、昨年(2018年)の8か月間(1月から8月まで)に比べ20パーセント増の915万6,000人だった。国内線の乗客数は1434万6000人だった。 今年(2019年)の8か月間(1月から8月まで)にイスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港で飛行機15万1865機が離着陸を行なった。 内訳は、国内線が8万8478機、国際線が6万3387機だった。 8月は342万2000人が利用 今年(2019年)の1月から続いている国際線の乗客の増加は、8月も続いた。8月の国際線の乗客数は、昨年(2018年)の8月に比べ18パーセント増の144万2000人だった。 国内線は198万人が利用した。8月に国際線と国内線合わせて、342万2000人の乗客が利用したことになる。 8月にイスタンブール・サビハ・ギョクチェン国際空港で飛行機2万1423機が離着陸を行った。内訳は国内線が1万2083機、国際線が9340機だった。 (2019年9月8日 日曜日)

エルドアン大統領、「安全地帯の構築が完了すれば100万人がそこに暮らせるようにする」

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エルドアン大統領、「安全地帯の構築が完了すれば100万人がそこに暮らせるようにする」 レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、シリアで安全地帯の構築が完了すれば、少なくとも100万人がそこに暮らせるようにすると述べた。 07.09.2019 ~ 07.09.2019  エルドアン大統領は、公正発展党(AKP)のエスキシェヒル県局で演説し、シリアでトルコに対ししかけられた罠の一部を破壊したと述べ、 「今の我々の課題はユーフラテス川東部だ。それも、神の許しにより来週までに何とか、だが必ず解決に向かわせる」と語った。 シリアのイドリブ地域の問題はトルコが単独で負えるものではないと、ヨーロッパと世界にはっきり宣言したと述べたエルドアン大統領は、 「この負担をあなた方も共有すべきこと、共有しなければ扉を開け放つと我々は言った。我々は現在まで400億ドルを費やしてきた。欧州連合(EU)から我々の災害緊急事態対策庁(AFAD)に送られた支援額は30億ユーロだった。トルコは難民400万人という負担をどう負えるというのか。悪いが、ここで起きることは起きた。でなければ扉を開け放つ以外に手立てはない。我々ばかりが考えるのではなく、少しは彼らも考えるべきだ。35万人のシリア人を我々が安全にした場所に住まわせた。そのような地を一緒に築こうと我々は言った。事が運ぶと声が上がらなくなった。我々はこうするしかない。安全地帯の構築が完了すれば、少なくとも100万人がそこで暮らせるようにする」と話した。 ディヤルバクル県で分離主義テロ組織PKKが誘拐した若者たちの母親の座り込み運動にも言及したエルドアン大統領は、 「ディヤルバクルで母親たちが分離主義テロ組織の手から子どもたちを救うために叙事詩のような戦いを繰り広げている」と語った。 経済についても言及したエルドアン大統領は、9月12日木曜日に通貨市場委員会が招集されると述べ、 「金利はさらに下がると確信している。金利が下がれば下がるほど、インフレ率も下がる。それを目にすることになる」と話した。 エルドアン大統領は、トルコを地域と世界の最大の設計、生産、貿易の中心地の1つにする日はますます近づいていると語った。 (2019年9月7日)

エルドアン大統領 「支援しないならば難民に扉を開放せざるを得なくなる」

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エルドアン大統領 「支援しないならば難民に扉を開放せざるを得なくなる」 レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、西側諸国がトルコにした約束を守り、難民についてトルコに支援をするよう呼びかけ、支援しない場合、難民がヨーロッパに移動できるように門を開放すると表明した。 05.09.2019 ~ 06.09.2019  エルドアン大統領は、党首を務める公正発展党(AKP、読み「アーケーペー」)の本部で開催された広域県支部長会議で演説をした。 演説で、西側諸国が難民についてトルコにした約束を守っていないことに言及したエルドアン大統領は、「安全地帯がなければ、扉を開放せざるを得なくなる。支援するならしてほしい。しないならば、扉を開放せざるを得なくなる。この負担は我々だけが背負うのか」と述べた。 エルドアン大統領は、「我々が受け入れている難民の負担を分担することについて、EU(欧州連合)をはじめ、世界から必要な支援が得られなかった。支援を得るために、これをせざるを得なくなる(扉を開放せざるを得なくなる)かもしれない」と述べた。 「9月の最終週までにユーフラテス川の東側地域の安全地帯の設置を我々の思う通りに実際に開始させると決めている」と表明したエルドアン大統領は、「目標は、シリアの人々の少なくとも100万人を、我々が国境沿いに450キロメートルに渡って設置する安全違いに居住させることだ」と表明した。 (2019年9月5日 木曜日)

エルドアン大統領、ユーフラテス川東部のテロ組織一掃への決意を強調

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エルドアン大統領、ユーフラテス川東部のテロ組織一掃への決意を強調 レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領は、ユーフラテス川東部にいるテロの巣窟の一掃を決意していると強調した。 02.09.2019 ~ 03.09.2019  エルドアン大統領は、公正発展党(AKP)コンヤ県支部によって開催された式典で演説し、テロ問題に言及した。 トルコはシリア人の被害者たちに門戸を開いて人類の良心となっており、全世界に寛容と人道の教訓を与えていると強調したエルドアン大統領は、トルコがユーフラテス川盾作戦やオリーブの枝作戦を行っていなかったならば、南部国境沿いにテロ回廊の構築を阻止することは困難になるであろうと語った。 この2つの作戦によって暗い野望に打撃を与えたと述べたエルドアン大統領は、次のように語った。 「ユーフラテス川東部にあるテロの巣窟も一掃することを決意している。シリアでこの措置を講じる一方で、隣国イラクでも鉤爪作戦によってテロリストの隠れ家を爆撃している。シリアでもイラクでも前線でのわれわれの軍事的存在が拡大すればするほど、分離主義テロ組織PKKのわが国における活動能力は低下している。組織から逃亡および投降した者の数にも極めて大きな増加がある。国内で治安部隊は365日間、12か月間、24時間不断の作戦を行っている。武装および非武装無人航空機はテロリストに息つかせる暇も与えない」 (2019年9月2日)

シリア初で唯一の宇宙飛行士、「シリア国民の最後の息の根はイドリブ」

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シリア初で唯一の宇宙飛行士、「シリア国民の最後の息の根はイドリブ」 シリアの初の、かつ唯一の宇宙飛行士、ムハンマド・アフメド・ファリスさんが、シリア国民の最後の息の根はイドリブだと述べた。 31.08.2019 ~ 01.09.2019  シリア・レンメ協会とアラブ協会の協力により、トルコ作家連合イスタンブール支部で開かれた会議で、イドリブの居住地域に向けた攻撃に対する非難の声が上がった。 会議で発言したファリスさんは、イドリブで行われている攻撃を止めるよう、国際社会に支援を要請した。 シリア国民が平和的に始めた自由への要求を政権軍が脅迫したと述べたファリスさんは、「自由のためにシリアで立ち上がった人々は、自由を求め続けている。政権軍は、我々の自由への要求に対し、武器で応え、脅迫した。アフガニスタン、イランそして世界各地から連れて来られたゲリラによって、我々の国は消滅させられ、我々の声はかき消されようとした。今も同じことがイドリブでなされようとしている。シリア国民の最後の息の根はイドリブだ。母親たちは子どもを失い、子どもたちは死に、モスクや学校は爆撃を受けている。我々の自由への夢が爆弾によって消されようとしている。このことに対し声を上げなければならない。自由な世界がイドリブに『止まれ』と言うことを望んでいる」と語った。 ファリスさんは、シリアでの自由をめぐる戦いでシリアの人々を最もよく支援しているのはトルコとトルコ国民だと述べた。 (2019年8月31日)