エルドアン大統領、「安全地帯の構築が完了すれば100万人がそこに暮らせるようにする」

エルドアン大統領、「安全地帯の構築が完了すれば100万人がそこに暮らせるようにする」

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、シリアで安全地帯の構築が完了すれば、少なくとも100万人がそこに暮らせるようにすると述べた。


エルドアン大統領、「安全地帯の構築が完了すれば100万人がそこに暮らせるようにする」
エルドアン大統領は、公正発展党(AKP)のエスキシェヒル県局で演説し、シリアでトルコに対ししかけられた罠の一部を破壊したと述べ、
「今の我々の課題はユーフラテス川東部だ。それも、神の許しにより来週までに何とか、だが必ず解決に向かわせる」と語った。
シリアのイドリブ地域の問題はトルコが単独で負えるものではないと、ヨーロッパと世界にはっきり宣言したと述べたエルドアン大統領は、
「この負担をあなた方も共有すべきこと、共有しなければ扉を開け放つと我々は言った。我々は現在まで400億ドルを費やしてきた。欧州連合(EU)から我々の災害緊急事態対策庁(AFAD)に送られた支援額は30億ユーロだった。トルコは難民400万人という負担をどう負えるというのか。悪いが、ここで起きることは起きた。でなければ扉を開け放つ以外に手立てはない。我々ばかりが考えるのではなく、少しは彼らも考えるべきだ。35万人のシリア人を我々が安全にした場所に住まわせた。そのような地を一緒に築こうと我々は言った。事が運ぶと声が上がらなくなった。我々はこうするしかない。安全地帯の構築が完了すれば、少なくとも100万人がそこで暮らせるようにする」と話した。
ディヤルバクル県で分離主義テロ組織PKKが誘拐した若者たちの母親の座り込み運動にも言及したエルドアン大統領は、
「ディヤルバクルで母親たちが分離主義テロ組織の手から子どもたちを救うために叙事詩のような戦いを繰り広げている」と語った。
経済についても言及したエルドアン大統領は、9月12日木曜日に通貨市場委員会が招集されると述べ、
「金利はさらに下がると確信している。金利が下がれば下がるほど、インフレ率も下がる。それを目にすることになる」と話した。
エルドアン大統領は、トルコを地域と世界の最大の設計、生産、貿易の中心地の1つにする日はますます近づいていると語った。

(2019年9月7日)

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