エルドアン大統領、NATO首脳会議に向けロンドンに到着
エルドアン大統領、NATO首脳会議に向けロンドンに到着
レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するため、イギリスの首都ロンドンを訪れた。

スタンステッド空港でエルドアン大統領を出迎えたのは、イギリスの女王エリザベス2世の地域副代理のヴィンセント・トンプソン卿、イギリス外務省のデイビッド・ペアリー代表、ウミット・ヤルチュン駐イギリス・トルコ大使、大使館職員だった。
エルドアン大統領と妻のエミネ・エルドアン夫人、メヴリュト・チャウショール外務大臣、フルシ・アカル国防大臣、ベラト・アルバイラク財務大臣、オメル・チェリキ公正発展党(AKP)報道官、公正発展党イズミル議員のビナリ・ユルドゥルム氏、ファフレッティン・アルトゥン大統領府通信局長、イブラヒム・カルン大統領府報道官も、ロンドンに到着した。
エルドアン大統領はその後、宿泊するホテルに移動した。イギリスに暮らすトルコ国民が、エルドアン大統領を愛情いっぱいに出迎えた。その出迎えを無視しなかったエルドアン大統領は、エミネ夫人とともに車から降りて国民のもとに行き、挨拶した。
エルドアン大統領は、1人の記者が「明日(12月4日)会議があるが、大統領はまずシリア会議に出席される。何を考えておられるか、何を話し合われるか」と質問したのに対し、今晩の会談は、シリア問題に関するものが多いと述べた。
イギリス、フランス、ドイツの参加により4者会談をすると述べたエルドアン大統領は、
「この会談は短い会談となる。特に、シリアの最新情勢を検討する機会となる、平和の泉作戦における進捗は何か、トルコがどこに至ったか、何が起きているか、それを検討する。ただし、もちろん、この国々が有志連合として自国の責務をどれほど果たしてきたか、何をしているか、我々の計画やプロジェクトに対しても彼らがどんな支援をするか、それも話し合う機会があると思っている。彼らが我々に求めているものは何か、それも聞くことになる」と話した。
(2019年12月3日)
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