トルコ国防省 「平和の泉作戦で化学兵器は使用していない」
トルコ国防省 「平和の泉作戦で化学兵器は使用していない」
シリアの北部で分離主義テロ組織PKK(ペーカーカー)のシリアにおける派生組織YPG(イェーペーゲー)とテロ組織DEASH(デアッシュ)に対する平和の泉作戦で化学兵器は使われていないことが表明された。

10月21日、首都アンカラで、トルコ共和国国防省広報部が状況説明会を開いた。
トルコ共和国国防省広報官のナディデ・シェブネム・アクトプ海軍少佐は状況説明会で、アメリカとの間で合意に達したにも関わらず、2019年10月17日22時より、分離主義テロ組織YPGにより、全部で36回の嫌がらせ攻撃や違反があったことを明らかにした。
平和の泉作戦で、765人のテロリストが無力状態になり、111の居住地区と1500平方キロメートルのエリアが管理下に置かれたと報告したアクトプ海軍少佐は、「トルコ軍は、国際法や国際条約で禁止されている弾薬や化学兵器は何ひとつ使用していない。シリアの北部で平和の泉作戦による民間人の死傷者は出ていない。トルコとアメリカとの間で達した合意に基づき、120時間以内に分離主義テロ組織YPGのテロリストが地域を撤退するか、注意深く監視している。これまでに125台の車両が安全地帯を出た」という情報を伝えた。
(2019年10月21日 月曜日)
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