メキシコとの自由貿易協定交渉が再開へ

メキシコとの自由貿易協定交渉が再開へ

対外経済関係委員会トルコ・メキシコ・ビジネス評議会が主催し、トルコ輸出業者議会、メキシコ貿易・投資・技術実業家評議会とBBVAバンコメルが協賛して8月23日にメキシコで開催されたメキシコ・トルコ貿易および投資セミナーで、両国間の自由貿易協定交渉が再開されることが決定された。


メキシコとの自由貿易協定交渉が再開へ

ターキッシュエアラインズ(THY)のメキシコ就航のオープニングの枠組みで開催されたセミナーには、ゴンジャ・ユルマズ・バトゥル商業副大臣、タフシン・ティムル・ソイレメズ駐メキシコ・トルコ大使、ベルナルド・コルドヴァ・テジョ駐トルコ・メキシコ大使、メキシコのルイス・フェルナンド・ゴドイ・ルエダ経済副大臣、対外経済関係委員会トルコ・メキシコ・ビジネス評議会のアイシェ・ナズル・デレリ・オバ副議長、メキシコ・トルコ・ビジネス評議会議長およびメキシコ貿易・投資・技術実業家評議会副議長のホルヘ・ロペス・モルトン氏、トルコ輸出業者議会理事会のバシャラン・バイラク理事、両国のビジネス界の代表者たちが出席した。
出された声明にその見解が掲載されたバトゥル副大臣は、メキシコのルス・マリア・デ・ラ・モラ貿易副大臣と行った二者会談は非常に成果があり、共通の取り組みのおかげで近くトルコとメキシコ間の貿易および経済関係が両国の真の潜在能力に一致する一定の水準に達するであろうことに関して確信があると明かした。
バトゥル副大臣は、ターキッシュエアラインズのメキシコへの初フライトでメキシコを訪問したためこの訪問は非常に重要であると述べ、両国間の貿易額が2018年には12億ドル(日本円で約1270億円)以上となり、今年(2019年)前半にも両国間の貿易で同様の傾向が見られると述べた。
メキシコへの輸出が今年前半に2億8740万ドル(日本円で約304億円)に達し、メキシコからの輸入は2億7610億ドル(日本円で約292億円)に達したと説明したバトゥル副大臣は、「この数字を好ましいレベルに引き上げるためには相互訪問、特に貿易代表団や合同経済委員会が定期的に行う会合を増やす必要がある。そして最も重要なことは、両国間で自由貿易協定が署名されることが必要である」と見解を述べている。
バトゥル副大臣は、トルコ政府がメキシコを今年のターゲット国に宣言していると明かし、「このつながりで、われわれも商業省として秋にさらに大きなビジネス代表とメキシコを訪問する予定である」と述べた。

(2019年8月27日)

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