トルコ、カショギ氏殺害に関する国連報告書を支持
トルコ、カショギ氏殺害に関する国連報告書を支持
メヴリュト・チャウショール外務大臣が、国連特別報告者のアニエス・カラマール氏による、サウジアラビア国籍のジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏殺害事件の解明と犯人の追究に向けた提案を強く支持すると伝えた。

超法規的殺人に関する国連特別報告者のアニエス・カラマール氏がカショギ氏殺害に関して作成した報告書に関し、チャウショール大臣は、ソーシャルメディアのアカウントからメッセージを発信した。
チャウショール大臣は、
「カラマール氏による、カショギ氏殺害事件の解明と犯人の追究に向けた提案を強く支持する」と述べた。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が発表した101ページにわたる報告書で、サウジアラビア国家はカショギ氏を意図的かつ恣意的に殺害したということが述べられた。
報告書で、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子も含む高官の捜査に向けた信用に足る証拠があるということが指摘されている。
また、報告書で、国連のアントニオ・グテーレス事務総長に対し、カショギ氏の殺害に関し完全な刑事捜査を開始するよう呼びかけが行われ、カショギ氏殺害に関する制裁にはサウジ皇太子とその国外の個人資産も含まれるべきであると強調されている。
(2019年6月19日)
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