アカル国防相がナヒチェヴァン共和国での合同演習を視察
アカル国防相がナヒチェヴァン共和国での合同演習を視察
フルシ・アカル国防大臣は、2つの兄弟国であるトルコとアゼルバイジャンはあらゆる脅威や危険に対して悲しみと誇りを共有していると発言した。

アカル大臣は、トルコとアゼルバイジャンの陸軍部隊によって合同で実施されている実弾発砲もある演習「揺るぎない兄弟愛2019」の「オブザーバーデー」に出席した。
アカル大臣は、ナヒチェヴァン自治共和国のヴァジフ・タリボフ国会議長、アゼルバイジャンのザキル・ハサノフ国防大臣、エルカン・オゾラル駐アゼルバイジャン・トルコ大使と共に演習が実施されているカラバフ山訓練センターに向かった。演習エリアでナヒチェヴァン独立合同軍のカリム・ムスタファエフ司令官、第3軍のイスマイル・セルダル・サヴァシュ司令官、その他当局者に出迎えられたアカル大臣は、演習に関して旅団指揮所で説明を受け、演習で使用される銃や車両の展示を見て回った。
アカル大臣はその後、演習の実弾発砲段階が実施されるエリアに移動した。演習の実弾発砲段階は、ヘリコプターで部隊が演習エリアに下ろされることによって開始した。陸軍発砲支援を介してターゲットがすべて百発百中で撃たれた演習では、SU-25戦闘機や戦闘ヘリコプターからもターゲットに発砲が行われた。ヘリコプターからパラシュートによる着陸が行われた演習のオブザーバーデーは、トルコとアゼルバイジャンの国旗を掲げるヘリコプターとSU-25戦闘機の通過によって終了した。両国旗の通過にアカル大臣と来賓は立って手を振った。
演習後にアカル大臣、タリボフ国会議長、ハサノフ大臣は、職員と一堂に会した。
アカル大臣はここで演説し、あらゆる面で大きな発展、革新、変化を目の当たりにした時代にあると明かした。この状況が安全保障面において世界的および地域的な問題も同時にもたらしたと指摘したアカル大臣は、
「不透明さ、リスク、脅威が増大したこの時代に、われわれの国家と国民の安全の確立は、いつでも作戦の準備ができている、活動的で、抑止力がある、尊敬される軍を持つことによってのみ可能である」と話した。
(2019年6月11日)
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